PDM News 2001/11/05

メール広告 新会社 株式会社ピーディーエム 設立



以下 日本経済新聞2001年11月15日の記事 より引用。


メール広告 新会社 DM7社、共同で制作販売

 ダイレクトメール(DM)業界大手七社は共同でネットを利用したDM形式のメール広告を企画制作する会社を設立し、メール広告の受託販売を始めた。DMの手段として電子メールを活用し事業を拡大する。はがきや手紙しか扱っていない全国のDM業者と代理店契約を結び利用を働きかける。

 設立したのはピーディーエム(PDM、東京)。アドレス通商(東京・江戸川)、東京メール(東京・渋谷)、近代商事(東京・目黒)、アイデーエム企画(東京・千代田)など七社が出資し、アイデーエム企画の吉澤隆吉氏が社長に就任した。PDMは全国のDM会社を対象に代理店契約を結び、簡単に文面などを作成できるメール広告商品を企画制作して提供する。代理店はそれぞれの取引先へ電子メールによるDMを提案し、配信をPDMに依頼する。

 メール配信や顧客データベース利用などでは、メール広告大手のまぐクリックと提携した。顧客アドレスのリストがない広告主には、まぐクリックが持つメール配信名簿から広告主のニーズにあった顧客層を検索し配信できるようにする。PDMは当面、百社以上との代理店契約を目指す。

 一週間当たりの単価は八−六十五円で、名簿代や印刷代、封入費用などを含めると一通百円以上かかることが多い印刷物のDMより安い。一兆円とされるDM広告市場に比べネット広告市場は約六百億円と小さいが、電子メールによるDMが広がれば市場拡大に弾みがつきそうだ。



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